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[音楽ブログ]海外長期ツアーの必需品のオススメ、旅行も役立つ?
日本人ならこれは持って行こう!
昨日ブログをこぼしました…悔しい。途中まで書いていたのですが、自分の知識だけでは正確な情報にならないと気づき中断しました(汗)
音の細かい世界の話だったのですが…一つの正解って言うのがないので書いても書いてもツッコミどころ満載になっていく結果だったのでもう少し知識をINPUTしてから発信したいと思います。
ので、今日は前記事でアメリカでのバンド生活の始まりについて簡略して書きました。そこをもう少し記憶を掘り出して書きます。
レコーディングをSylvia Massy Shivyと言う素晴らしいプロデューサーの方と制作をしたのは2005年の冬12月でした。当時はカリフォルニア州のウィード市と言うなんともぶっ飛んだ名前の土地で、映画館を改装したRADIO STARレコーディングと言うスタジオを経営されてました(一度閉鎖したと聞いたのですが再開?している?)。現在は https://m.sylviamassy.com が開設されてましたが、結構情報が少ない…とりあえず変わらずプロデューサーをやられてるみたいですね。
スタジオは三つあってバカでかい映画館の部屋、隣のダンスホールみたいな部屋と、別宅の家スタジオ。僕らはダンスホールの部屋でのレコーディングでした。当時はまだスマホもなくデジカメくらいしかなかった(持ってなかった)ので写真データがないのが残念です。
かなり広いダンスホールに機材を全てセッティングして部屋の真横にバンクベッドが併設されていて、奥の部屋にはトレーニングルームとトイレ・お風呂みたいな感じでした。寝床がスタジオ内にあるのと変わらないので、朝は楽器の音で目覚める…爆音のアラームw
このWEED市、カリフォルニアと言ってもか〜な〜り北方にあって上のオレゴン州との境に近い場所にあります。有名なのが、富士山と姉妹山と言われるマウンテン・シャスタ。山の頂上に宇宙船みたいな雲ができることで有名で運良く僕らも見ることができました。詳しくはこちら。
山奥ですw 僕らは南カリフォルニアのロングビーチから運転して行ったので、一旦友人がいたサン・ホゼで休憩して、合計15時間?くらいはかかりました。
12月だったので、雪・雪・雪…日本でも場所によって凄いですけどここも半端ない雪と寒さ…毎朝レコーディング前に体温まるまで時間かかりましたね…。
困ったのが、買い出しに行こうとドラムのRyozと機材車に乗った際、エンジンをかけ少し待ち、PからDまでギアスティックを下げたら何故か針がPのまま…
???ってなりアクセル踏んだら車は動く
ガビーン…要はギア表示の針の部分が凍結して折れたです…(=♢=;;)
そんな毎日マイナス気温の中最初に作ったのがGrow In The Cold。寒さが印象的過ぎてこの名前ですw この環境を忘れたくない意味も込めてます。
この時、何が必需品だったかって言えば
炊飯器!!!
なんせ、日本人。お米食えないと力が出ない。僕らは常に機材車専用の炊飯器を持ち歩いてました 笑 このレコーディングの後に出発した3ヶ月で60本ツアーも炊飯器が大活躍。まぁ主にメンバーが食ってましたが。。。僕はパンでも生きていけるので。大体5合炊いて、1合残るのは俺です。たまに食べます。大体メンバーが食べてましたw
ツアー中は次の目的地が遠い場合、夜な夜なガソリンスタンドに停車して外にある電源に勝手に炊飯器繋げてご飯炊いてましたねw見張り役でギターARIが横で本読みながら待ってるみたいなw 今思い出してもあれは滑稽です。
なので、炊飯器必須です!お米は日本のような味のものはないけど大体スーパーに売ってます。
次は
カップ麺!レトルト食品!
これもお米と同様日本人ならマジで必要です。
今でも欧米エリア行くとまず日本食に出会うのは難しい、あっても高額なのが当たり前。食事が日本人に合わないで有名な欧米ではこの2点あれば乗り切れる。
食事ばっかよーって思ったら大間違い、マジで長期行くなら無いと心が持ちません。食が悪いとメンタルに響くので要注意、イコールパフォーマンスにも響きます。ちなみにカレーのレトルトは現地バンドにちょっと食べさせて、と言われあげるとその後ずっともうカレー無いのか!?って聞かれ続けますw
初めてのツアーだから現地の食を楽しもう!って人もいますが、悪いこと言わないので持って行った方が良いです。念のためでもあった方が吉です。
よって逆に女性は別として、男子はトランクにこう言う持ち込めるレトルト詰めるのがベスト。着替えもパンツや靴下なんて現地で買う方がお得です。服も安くていいなら、強烈に安いお店とかたくさんあります。
僕が知っているのはここ ROSS。服が男女$2くらいからありますw 素晴らしいものは置いてませんが、質が悪いわけでもないです。ドンキホーテレベルです。
ラストはスマホに大量にダウンロードしておけ!ですね。
今はいいですよねースマホで最悪電波さえ繋げばいいんですから…
当時僕らはiPODしか出てなかったです。僕が持ってたの音楽しか聞けないし。
動画見れるの持ってたのはギター剛史-だけでしたねー、彼は名探偵コナんダウンロードしてそれずっと見てましたw
俺は持ってた漫画を大量に積んでましたねw 横列シートの下はほぼ俺の漫画でしたw 最初はメンバーに「いらねー、邪魔」って言われたんですが、押し切って持って行き、結果後半の方はみ〜〜〜んな自分の娯楽ツールに飽きて読んでました。ほれみろ!(確かHUNTERxHUNTER、幽遊白書、俺たちのフィールド、天上天下とか持ってた気がする…)
ま、長期ツアーWifiがまともにある場所も海外はまだ少ないので好きなコンテンツを大量にスマホにダウンロードはオススメです。景色も楽しいし、睡眠もするでしょうが、移動中も長いし暇だしは、絶対来ます。スマホ持ってから僕はアプリでドラクエ・クリアとかしてました。
逆に要らないものとして、ポケットWifiですね…。
これはビジネスマンの方とかで、一箇所に重点的にいる場合は良いと思いますが、バンドマン見たく次から次へと移動する場合はあんま効果発揮しません。電波も移動中は切れたり点いたりの繰り返し。ホテルに着くの待つのがオチです。
なので結果大して使わない上、意外と割高なので不要かなーと思います。
ええと、当たり前な機材用に使う変圧器とか多分自分で気づくだろうものは省きました。意外とあると助かるってのが上3つです。単発で行くなら必要ないです、思う存分現地を味わってください。2週間を超えるならオススメです!
Sylviaですが、プロデュースは受け付けてるっぽいですね。
現在はどういったサウンド・スタイルかは僕もわかりませんが、ボーカルプロデュースは抜群です。曲を成長させる能力も抜群です。
この最初のレコーディングが完成して、Long Beachの自宅に戻り、PTPのKが遊びに来て俺らのアルバム聞いて、俺たちもここでやりたいっ!ってなり紹介して出来たPTP1stのDrop of Inkもここです。
羨ましかったのが彼らがレコーディングしに行った時期が夏だった事。
写真とか動画見たら、俺らのは雪に埋もれて景色全然違ったw