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[音楽ブログ]Facebookの活用術

2019.10.29
アーティストページは作成しておきましょう

昨日、とある若いアーティスト・ユニットとお会いしました。
来年海外での公演がある為、色々相談したいと言う内容で食事に行きました。
過去の記事でも書きましたが、日本のアーティストが日本だけで音楽をやっていくのは非常に厳しい時代になってきました。
なので、海外に目を向けて活動を考えている若手がいることは本当素晴らしいと思うので、嬉しいです。

色々と聞きましたが、途中で「これ以上話しても…。」ってなってしまいました。なぜか?それは彼らがFacebookでアーティストページがなかったからです…(読んでたらゴメンねw ネタにします)。
さて、結構海外に行っている後輩もいるんですが、調べたらほとんどFacebookを活用してないのが発覚…。おいお〜〜い!
Facebookは超x100重要です。ブログでもそう言えば書いてなかったと、いやむしろFacebookくらいアーティストはやってるだろって思ってたのが勘違いでしたね…。意外と知らないんだなと。

海外でツアー・活動を考えているのなら必ず必要です。特に日本アーティストの場合オフィシャルサイトは日本語になってしまいます。
これを英語ページまで作るとサイトがごちゃつくので、あまりお勧めではない。
海外アーティストはオフィシャルサイトがなくて、Facebookページしかないと良くあります。
重要なのは、Facebookページの「いいね」の数字です。確かこれ書いた気がするけど…。とりあえず、もう1回。
この「いいね」の数字を見てプロモーターはバンドのレベルを計っているので数字が多ければ多いほど格好がつく・ハッタリも効く・舐められない。
なので、Facebookいいねはマジで取りに行くべきです。


しかし、残念なことにFacebookは広告費をかけないと、ページの紹介が友達に中々されません。もちろん、無償で自分で操作していいねをもらいに行くこともできますが、自分の友達の数だけです。
一昔前までは結構拡散がされてたのですが、おそらく余りにもフェイクアカウント・詐欺などが増えてしまったので、有償のシステムになってしまったかと。

Facebook活用で要チェック・注意点は

1.金銭がかかるけど、ターゲットマーケティングが可能
2.アーティストページに投稿されたものは、いいねした人、友達などには殆ど通知されない。これも広告を出す必要がある。
3.FacebookはYouTubeが嫌い。なので、YouTubeリンクを貼って再生数を試みてもあまり効果が出ない。ベストはFacebookに直接動画をアップする事。
裏技は最初の投稿を文字・画像だけにして「コメント蘭」にYouTubeリンクを投稿しておく。

1.はツアーなどする時に活用すべきです。ツアーをするエリアをターゲットしてページのいいねをしてもらうように宣伝費をかけましょう。
だけど、ページのいいねを促すものと、2.投稿を宣伝するのは別です。
よってツアーをするなら、ツアーを告知した投稿を宣伝してページ流れるようにする方が効率的かもしれません。もちろん、余裕があるなら両方費用かけるです。
「投稿を宣伝する」ってボタンがあるので、そのリンクから広告できます。
1日にかける費用に対して何人にアプローチがかかるか、数字が出てくるので自分の予算と照らし合わせて数字を設定しましょう。
また、必ず合計でかける金額は決めて、それ以上はかからないようにも設定しないといけません。大事なのは1ヶ月、これを試してそのエリアでどれくらい効果があったか?を知ることです。あまり、エリアを広げるのも効果的ではありません。フランスって国単位もいいですが、それよりフランス・リヨン市くらいまで絞った方が良いです。
しかし、この場合、特定のジャンルにおいて興味関心がある人も少なくなるので
必然と1日にアプローチをかけれる人数は減ります。難しいです、これはアーティストによって本当それぞれ違うので、自分達が最も効果の高い場所を見つけるだけでもお金はかかってしまいますが、僕は価値はあると思います。
自分の市場調査をある程度してから、ツアーやリリースをする方が販売見込みも立てやすいです。
なお、日本でFacebook宣伝は意味ないと俺は思います。
不思議ですw 日本はFacebookユーザーが少ないので…正直な話、迷惑w
日本もFacebookユーザー増えてくれれば、アーティストもマーケィングするSNS市場が絞られるから楽なのに。まぁ滞在時間が少ないSNSプラットフォームの方が日本は人気ですね、Instagramみたいに写真見て終わり割くらいが、日本の生活スピートには合ってるのでしょう。海外はもう少しゆっくり時間が流れるので、Facebookみたいに長い投稿を読むし滞在時間も長いって感じですね。

3.ですが、書いた通りFacebookとYouTubeは相性が良くありません、どちらも企業としてのライバル関係にあるので。よって何故コメント欄にリンクを貼るべきかと言うと、投稿を宣伝した時の為です。宣伝した投稿にYouTubeリンクがあると効果が薄くなるので、投稿記事に書かないようにする方が得です。で、投稿を見に来た人がコメントのリンクからYouTubeへ流れる仕組みです。
Facebookに動画を直接アップして再生数を伸ばすのもいいです、これなら広告かければ効果は出ます。ただ、視聴がYouTubeと分散されてしまうのは仕方なくなります。

と、まぁとりあえずこんな感じでしょうか。ここから先はFacebookをいじってみて更にページを面白く、新規ファンのトラフィックができるよう工夫して、ページを投稿で豊富にしてみることです。
色々な国のファンが見てくれるようになったら、ファンも勝手に翻訳してくれたりします。アホみたいに長文でなければ、お願いすれば大抵やってくれます。
コアなファンがつくと、オフィシャルとは別のストリートチームページをファンが作ってくれたりします。
僕のLOKAはオフィシャルFacebook以外に、ドイツ・フランス・ポーランド・メキシコ・アメリカとかファンが設立したページもあります。
こういったファン作成ページがオフィシャルの投稿をシェアしたり、再投稿・翻訳してくれることによってページSEOも上がるので大事です。



いやいや、本当ツールが多い時代だから悩みますよね。
なのであれこれとやるのではなく、SNSも絞って活用すべきでしょう。


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